2018-07-18
【小カテゴリー】におい・VIO・おりもの・食事・運動
女性も男性も気にする、女性のデリケートゾーンの臭い・・・
こちらは女性だけでなく、パートナーである男性からもよく質問をされます。
〇なんで臭うの?
女性のデリケートゾーンの臭いの原因は多種多様にわたります。
・雑菌がひきおこす臭い(ムレ・不衛生)*おりものにも関係あり
・膣内環境による臭い
・婦人科系病気から発生する臭い
・生活習慣から発生する臭い
・食生活・運動不足・ストレスから発生する臭い
では、臭いの原因を全て解決すればよいのでは?
もちろん全ては無理ですが、生活習慣の改善やケアで結構軽減できるんです!
では、1つづつ解決法を見てみましょう。
【雑菌、ムレ、不衛生、おりもの、洗浄】
この、不衛生と雑菌は非常に結びつきが強いです。
まず、女性のIライン(膣周り)には常在菌が存在します。
この常在菌は通常の状態では別に臭いを発生させたりするものではありません。
しかし、ムレや拭き残し、きちんと洗えていないなど不衛生な状態になると繁殖し雑菌の数が増殖、膣に入っていきます。
すると、体は雑菌が入ってきた!と信号をだし、おりものを多く出します。
また、不衛生な状態でIライン(膣周り)に老廃物である垢が溜まったままだと、更に臭いがキツくなります。
清潔な状態を保つことで、臭いは随分抑えられるんです。
では、どのようにすればよいのか?
アンダーヘアのケア、今では日本でも多くの女性が行っていますが
ブラジリアンワックスや、医療レーザーなど様々なケアが認知されています。
自分に合ったケアを行うことはメリット以外何物でもないです。
ヘアがないことで、「排泄後、綺麗に拭き取れる、生理中の処理が楽」と
嬉しいことが多いうえに、「綺麗に拭き取れる=清潔な状態を保てる」ことから
「おりものが減った、臭いが軽減した、生理時のかぶれがなくなった」と言うお客様の声は多いのが現実です。
あとは、洗い方とデリケートゾーン専用ソープが鍵。
欧米では、母親がエチケットとして年頃になった娘にデリケートゾーンの脱毛やケアの仕方を教えるものです。
体の一部なので清潔にすること、ケアをすることは常識。
はみがきみたいな感覚です。
はみがきを怠ると、口臭や、病原菌の元になるように、垢がたまった状態や、
逆に自浄作用を壊してしまうような刺激の強いもので洗いすぎたりすることで、臭いや痒みや女性特有の病気が発生するのです。
歯磨き粉を使うように、できれば自分の体に合う専用の石鹸を探したり、刺激のないものを選んだり。
でもきちんと汚れを意識して落とすように優しく洗うといいでしょうね。
間違っても、ゴシゴシ洗いすぎたり、ボディソープで膣の中まで洗うことはしないでください。
【膣内環境】
前に書いたことにも共通しますが、膣内環境が乱れると、臭いの原因にもなります。
私も、ビデ(簡易ビデ・セペなど)を定期的に使います。
お客様にも、おりものが多いとき、生理終盤、臭いが気になるときに使うことをススメていますが、これも頻繁にやりすぎると膣内環境が変わってしまうのでよろしくありません。
では、どのくらいのペースでやればいいの?
別に、必ずやらなくてはいけないものではありません。
私は週に1度くらいでいいと思っていますが、先日産婦人科の先生に質問してみました。
先生曰く「やっても3日に1度」とのことでした。
やはり、あまり頻繁にやりすぎると膣内環境が変わってよろしくないとのことでした。
膣内環境は生活習慣・食生活にも影響を受けますので次は生活習慣などについて書いていきます。
【生活習慣・食生活・運動不足・ストレス】
生活習慣の中に、他のすべてが含まれる気がします。
食生活の乱れは内臓に大きく負担をかけますし、「美味しいものは脂肪と糖でできている」と言われるほど、現在の日本人は大昔とは違い食事も欧米化が進んでいます。
欧米人にワキガや体臭のキツイ人が多いのも欧米の食生活に原因があるとデータがあるように、体に入れるもので臭いが違ってくるのは当然のような気がします。
体にいいと言われている食材でも、臭いの原因になるものが・・・
「ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ」もデリケートゾーンのニオイを悪化させるんです。
アブラナ科の野菜は硫黄混合物を多く含み、強い刺激臭があります。
そのため、体内に取り入れると、悪臭が汗と共に外に放出されてしまうとのこと・・・
私もブロッコリーやキャベツは頻繁に摂取します。
ですので、大量に摂取しすぎないことや、デートの前は避けるなど、ご自身での対策が必要ですね。
他にも、食品添加物は酸化を促進する働きをもっています。
アリシンは強い臭いの食品に含まれている成分で、臭いを強くする働きがあります。
また、硫化アリルは酸化すると硫黄酸化物が発生し、血中に溶け出して、汗と共に悪臭が体外に放出してしまうなどの性質があるので、普段から食生活にも気をつけなければなりません。
また、普段から汗をかいていない人は、体臭がきつく、汗がべたつく人が多いです。。
汗をあまり流さない生活を続けていると、汗腺が脂などで詰まってしまい、それが酸化して体臭になってしまうと言われています。
そのため、雑菌などが繁殖しやすい環境になると言うことでしょうね。
緊張したり、ストレスがたまると、アポクリン腺から臭い物質がたくさん出てしまいます。
アポクリン腺は普通の汗と違い、べたべたした汗で臭いが出やすいのです。
デリケートゾーンには、アポクリン腺がたくさんあるので、その分、臭いもキツくなってしまいます。
普段からストレスをためないようになんてできたらいいんですが、現代で生活する以上無理な話です・・・
できれば、ストレスを上手に発散させる手段を持つことをオススメします。
【婦人科系病気】
一番怖いのが婦人科系の病気からくる臭いです。
まず、代表的なものが「カンジタ」です。*カンジタは婦人科系と言うより性病です。また、カンジタは抗生物質長期投与や、ストレス、体調不良からも起こります。
カンジタが発症すると、下記のような症状が現れ、臭いもキツくなります。
・膣・外陰部の痒み白いヨーグルト状のおりもの増加(酒粕状・カッテージチーズ状・粥状など)
また、更に怖いのが子宮癌の場合、おりものが魚の腐ったような臭いになりますので、このような症状の場合はすぐに病院受診してください。
カンジタなどの場合は薬の処方で臭いも症状と一緒に治まります。
デリケートゾーンの臭いはここに書ききれないほどの原因や要因があります。
それを全てなくすことは不可能なので、まずは生活習慣の改善、デリケートゾーンのケアをしっかりとしてみてください。
これだけで、本当に臭いはかなり改善されますよ。
※一部他サイトより引用あり
Writing:ブラジリアンワックス専門サロンfelicidade
https://www.felicidade.jp/